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ヘンリー王子が、今月末にロンドンで行う故エディンバラ公フィリップ王配の追悼式に出席しないことを発表した。王子は王室離脱後に英国での警察警護を失ったことから、自費による警備を取り戻すための法廷争いを開始したばかりだ。
ヘンリー王子の広報担当者は現地時間11日、3月29日にロンドンのウエストミンスター寺院で行われる祖父の追悼ミサのために、王子が英国に帰国することはないと伝えた。
ヘンリー王子の祖父であるエディンバラ公フィリップ王配は昨年4月9日、老衰のために99歳で逝去。2020年に王室離脱後米国に移住した王子は、葬儀に参列するために約1年ぶりに一時帰国した。
しかし王子は王室離脱後、税金による英国での警察警護を失っていた。その後個人的に警備費を支払うと申し出たが内務省に拒否されたため、今年2月には警察警備を取り戻すための法廷争いが開始された。
こういった理由から、王子の弁護士は現在の警備態勢で渡英するのは安全ではないと主張していると英メディア『Daily Mail Online』が伝えている。
英メディア『The Sun』が取材した王室の上級補佐官によると、ヘンリー王子の欠席がエリザベス女王に報告されたのは、声明が発表されるわずか15分前だったという。
今回の王子の決断に対し、