俳優ウィル・スミス(53)が、自身のキャリアで初めてとなるSAGアワードを受賞した。最優秀男優賞に選ばれたウィルは飛び上がって歓喜し、「これまでのキャリアの中で最高の瞬間のひとつだ」と感激を伝えた。
現地時間2月27日、米カリフォルニア州サンタモニカのバーカーハンガーで開催した第28回SAGアワード(Screen Actors Guild Awards)で、映画『ドリームプラン(原題:King Richard)』で主演したウィル・スミスが最優秀男優賞を受賞した。
本作は、女子プロテニス界の最強姉妹として知られるビーナスとセリーナ・ウィリアムズ選手を世界チャンピオンに育て上げていく父親の姿を描く、実話をもとにしたストーリーだ。
ウィルはウィリアムズ姉妹の父親で“キング・リチャード”の異名を持つリチャード・ウィリアムズ役を演じ、SAGアワードの最優秀男優賞に輝いた。
観客席に座っていたウィルは、授賞式で自分の名前が呼ばれると興奮のあまり飛び上がって大喜びした。受賞スピーチを行うためにステージに上がると、感極まった様子でこのように伝えた。
「今が僕のキャリアの中で最も素晴らしい瞬間のひとつかも知れない。だって、ビーナス・ウィリアムズの隣に座っていた時に『キング・リチャード』で僕の名前が呼ばれたんだから。」
ビーナスとセリーナの父リチャードさんはテニスの経験が全くなかったが、独学でテニスを学び、