このほど観葉植物好きのカップルが、ホームセンターで半額の12ポンド(約1800円)で売られていた植物を購入したところ、50倍の600ポンド(約94000円)で販売できる珍しい植物であることが判明した。掘り出し物を見つけたカップルは『The Sun』のインタビューに応じ、「宝くじが当たったみたい」とその喜びを明かしている。
イギリス在住のハリー・ラングスタッフさん(Harry Langstaff)とエイミー・ビッファさん(Amy Biffa)は、ハンドメイド作品などを販売するオンラインショッピングサイト「Etsy」で自分たちのページ「ThePlantCouple」を設置し、そこで観葉植物を販売している。ある日、地元のホームセンター「B&Q」で買い物をしていた際に1つの観葉植物が2人の目に留まった。
その植物の元の値段は24ポンド(約3700円)だったが、半額の12ポンド(約1800円)で販売されていた。普通の観葉植物として売られていたのだが、ハリーさんらはすぐにこの植物が非常に珍しいものであると察したという。
「この植物を見てとても信じられず、思わず2人で顔を見合わせましたよ」と当時の心境を英メディア『The Sun』に明かしたハリーさんは、「恐らく店員は葉が黄色くなったのを見て、この植物が病気になって枯れ始めたのだと勘違いして値引きしたのだと思います」と説明した。
ハリーさんたちによると、この植物は観葉植物モンステラの一種である「Aurea marmorata」とのことだ。葉に白色や黄色の模様がある“斑入り”と呼ばれるモンステラは市場に出回ることが少ないため希少価値が高くなるそうで、