ブラジル中部ゴイアス州カルダス・ノバスにあるウォーターパークで今月13日、8歳男児が点検中のウォータースライダーを滑り、約15メートル下に転落して死亡した。スライダーはパイプ型でパーツの一部が取り外されていたが、男児は気付かずに滑り降りたようだ。
事故が起きたのはウォーターパーク「diRoma Acqua Park」にある長いパイプ型滑り台“ボルケーノ(Volcano)”で、メンテナンス作業のため4つのスライダーのうち3つでパイプが途中で取り外された状態だった。
亡くなったデヴィ・ルーカス・デ・ミランダ君(Davi Lucas de Miranda、8)は、父親が目を離したすきに1人で滑り降り、パイプが外された個所から転落して事故に遭った。
デヴィ君の父親は「息子はウォーターパークにずっと行きたがっていました。『翌日にしないか』と提案しましたが『短い時間でも構わない』と言うので、1歳の弟をベビーカーに乗せて連れて行ったのです」と明かし、このように続けた。
「事故が起きる直前、私は下の子を連れてトイレに行ったのです。そして私が目を離したほんの少しの間に1人でウォータースライダーに行き、滑り降りたのです。」
「息子はこれまで何度もあのウォータースライダーを滑ったことがあり、事故は本当にあっという間に起きたのです。」
『G1』などが伝えたところによると、ウォータースライダーの周辺はフェンスで囲いがされていたものの、