必要な登録証を掲示していない車を発見した警察官は、確認のために車を止めて事情聴取をした。すると運転していた84歳の男性は、72年間も無免許で運転し続けていたことが判明した。12歳から運転し、これまで無事故だった男性には「優良ドライバーであることは間違いない」などの声があがっている。『Fox News』などが伝えた。
英ノッティンガムシャー、バルウェル在住の男性は青いミニクーパーを運転中に警察官に止められた。警察官によると道路に設置されたカメラに映った男性の車には必要な登録証が見られず、確認のために事情聴取を行うことにしたという。
話を聞いていくと男性は登録証を持ち合わせていなかったことに加え、無免許で運転していたことが判明した。男性は84歳と高齢だったためうっかり忘れてしまったのかと思われたが、本人が「72年間無免許で運転してきた」という衝撃の事実を口にしたのだ。
12歳で運転を始めた男性はこれまでに運転免許を取得したことがなく、車の保険にも加入したことがなかったという。事情聴取をした警察官は「男性は立ち上がることが困難な状況で、耳も遠かった」と明かしており、この状態で事故を起こさなかったのは奇跡と言える。
警察はこの男性の名前を公表しておらず、