プールを楽しんだ後に耳の閉塞感を覚えた男性は、自分では処置できず病院へ向かった。医師に「ドライヤーの風を当ててみて」と言われて試したが効果はなく、3日後に別の専門病院を訪れた。診察した専門医は男性の耳の中に虫がいることに気付き、取り出してみるとなんと小さなゴキブリだったという。思わず鳥肌が立つ悪夢のような男性の経験を『The Daily Star』などが伝えている。
ニュージーランド北島オークランド在住のゼイン・ウェディングさん(Zane Wedding、40)は今月7日、地元のプールを訪れた。一通り泳ぎ終えたゼインさんは、帰宅すると左耳に水が溜まっている感覚を覚えたという。
海やプールの後に耳の中に入った水がなかなか抜けず、すっきりしない状態が続くのを経験したことがある人もいるだろう。ゼインさんは自力でこの症状を何とかしようとしたが、その日は疲れていたためそのままソファで眠ってしまった。
翌朝になってもまだ耳の閉塞感があったそうで、ゼインさんは「段々イライラしてきたんです」と当時を振り返る。ティッシュや綿棒を使って自分で処理しようとすると、耳の中を傷つけてしまい外耳炎になってしまうことも多い。そこでゼインさんは病院で水を抜いてもらうことにした。
診察を終えた医師は「耳の中に水が溜まっている可能性があるから、ドライヤーを使って水を乾燥させてみてはどうか」と話した。それ以外の処置はしてもらえなかったようで、ゼインさんは大人しく家に帰って送風機の風を耳に当ててみたが症状は改善しなかった。
ゼインさんは当時の状態を「歩き回るとすぐにめまいがして、横になると鼓膜のあたりで水が動く音が聞こえた」と明かしており、