昨年8月、イギリス在住のある女性がハイキング中に足を滑らせて約24メートル下の滝壺に転落した。女性は脊椎や内臓を損傷する大怪我をしたが、奇跡的に一命を取り留めたという。その後数回にわたり手術を受け、2か月以上の入院生活を経て現在は10キロのウォーキングができるほど回復したそうだ。『Liverpool Echo』『The Mirror』などが伝えている。
英リバプール郊外のエグバースに暮らすカーラ・サットンさん(Cara Sutton、26)は昨年8月、交際中のジェームズさん(James)と共に北ウェールズの「スノードニア国立公園(Snowdonia National Park)」を訪れた。
2人は公園内の「コイド・ア・ブレニン森林公園(Coed-y-Brenin Forest Park)」でハイキングを楽しんでいたところ、崖の近くで足を滑らせたカーラさんが約24メートル下の滝壺に転落した。その衝撃により脊椎損傷や骨盤の粉砕骨折などの大怪我をしたが、幸いにも一命を取り留めた。
カーラさんはその時の状況をこのように振り返った。
「岩に足を滑らせて転んだ時、ジェームズが『気をつけて!』と叫んだことを覚えています。それ以上滑り落ちないように苔にしがみついてもすぐに剥がれてしまって。後ろには崖縁があったのですが、私は自分が落ちそうだとは気づかなかったんです。落ちた時は声も出なかったし、その瞬間のことは覚えていません。」
一方でその恐ろしい瞬間を目の当たりにしたジェームズさんは、