インド、チャッティースガル州ラジナンドガオン(Rajnandgaon)地区の村で今月中旬、3つの目を持つメスの子牛が誕生した。ヒンドゥー教の「シヴァ神」が第三の目を持つことから、人々はその子牛を神の生まれ変わりと信じているという。『ANI』などが伝えている。
インド中部に位置するナワガアン・ロディ村の農場で14日、ジャージー種の母牛が額の真ん中に第三の目を持ち、4つの鼻の穴がある子牛を産んだ。
牛のオーナーであるへマント・シャンデルさん(Hemant Chandel)によると、母牛はこれまで3頭の子牛を産んでいるが全て正常だったそうで、奇形の子牛のことをこのように語った。
「生まれた子牛を最初に見た時は、額に怪我をしているのかと思ったんだ。でも光を当てて見てみるとそれが目であることが分かってね。本当に驚いたよ。」
子牛の噂はすぐに広まり、へマントさんのもとには近くの村から次々と人々がやってきて、子牛をヒンドゥー教の“シヴァ神”の生まれ変わりと信じて崇めている。人々は線香やココナッツ、花などを持参して子牛に捧げているそうで、村人のニールクマール・ヴェルマさん(Neelkumar Verma)は「3つの目の子牛なんて初めて見るよ。3つの目を持つのはシヴァ神だけだからね。これは神の奇跡だよ」と喜びを露わにした。
さらにへマントさんは、