アメリカでオオカミの生態研究を行っているチームが今月1日、定点カメラに映ったクマの姿をFacebookやTwitterで公開した。13万回以上も再生されたその動画には、でっぷりと太ったクマがのそのそと歩いていた。冬眠に備えているのだろうが、その肥え過ぎた姿には「よく眠れそうだね」と笑いの声が届いている。『OnFocus News』などが伝えた。
このほど目を疑うようなクマの姿を捉えたのは、米ミネソタ州北部で夏場のオオカミの生態研究プロジェクト「Voyageurs Wolf Project」を行っているミネソタ大学の研究チームだ。
プロジェクトリーダーであるトーマス・ゲイブルさん(Thomas Gable)によると、SNSで公開された映像は10月7日、同州のボエジャーズ国立公園南部に設置したトレイルカメラ(熱を感知して自動で撮影するカメラ)が撮影したものだという。
動画は10秒と短いもので、1頭のクマがカメラの前を横切るだけだ。しかし注目したいのはクマの体格で、あまりにも大きなお腹を抱えてゆっくりと歩いていた。
歩くのも大変そうなほどのその体は、冬眠のために相当な量のエサを食べたのだろうと想像がつく。投稿には「このクマは今まで見た中で最も太ったクマかもしれません」と記されており、