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writer : hanako

【海外発!Breaking News】婚約から11年後に結婚式を挙げたカップル、3日後に末期がんの妻が旅立つ(英)

2010年の婚約から11年が経った今年11月、イギリス在住のあるカップルがようやく結婚式を挙げた。5年前に乳がんの治療を終えた女性だったが昨年に再発、このほど余命わずかと診断されたため急遽ホスピスで式を執り行ったそうだ。その写真をTwitterで公開したところ2人を祝福する温かいメッセージが多く寄せられたが、女性は結婚式の3日後に息を引き取ったという。『The Mirror』『Daily Mail Online』などが伝えている。

英シュロップシャーのニューポートで暮らすベン・クーパーさん(Ben Cooper、34)とジェンさん(Jen、43)は婚約から11年が経った今年11月17日、テルフォードにある「セバーン・ホスピス(Severn Hospice)」で結婚式を挙げた。

2人は2010年に婚約したにもかかわらず、仕事や家庭の事情で結婚式を延期し続けていた。それでも11月27日に式を予定していたが、がんを患うジェンさんが余命わずかと診断されたため急遽、病室で執り行うことにしたという。

ベンさんは結婚式当日のことをこのように振り返った。

「式に参加したのは私たちとジェンのお母さん、立会人の2人だけでしたが、完璧で素晴らしいものでした。式までの間、看護師はジェンのベッドからドレスが見えるようにかけておいてくれて。当日そのウェディングドレスを着たジェンのためにボン・ジョヴィの曲を演奏し、みんなでシャンパンを飲みました。子供たちは参加することはできませんでしたが、家に帰って式のことを話すととても喜んでくれました。」

その翌日、結婚式の写真をTwitterに公開したベンさんは「水曜日についに最愛の人と結婚しました。予定していた日ではありませんでしたが素晴らしかったです。この結婚が年単位で続くものではないことに心を痛めています。物事を先延ばしにせず、愛する人たちに今、愛していると伝えてください」と綴っていた。

そして結婚式から3日後の11月20日、

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