イギリスにある民家で、設置されていた防犯カメラが飼い犬たちの驚きの光景を捉えた。飼い主が5頭のセントバーナードのうち1頭だけを別の場所に隔離していたところ、寂しくなってしまったのか1.8メートルもあるフェンスを乗り越えて、仲間たちのいるエリアに向かったのだ。飼い主も驚いたという出来事を『TeamDogs』などが伝えている。
英ウェスト・ミッドランズ州オールドベリー在住のジョージ・ピシオラスさん(George Piciorus、42)は、“ローマン(Roman、2)”、“リリア(Lilia)”、“ズベズダ(Zvezda)”、“エヴィータ(Evita)”、“ファルコー(Falkor)”と名付けた5頭のセントバーナードを飼っている。
大型犬であるセントバーナードが5頭も一緒になってしまうと、時にいろいろな物を破壊しかねない。そこでジョージさんの自宅には、必要に応じて5頭を分けておくことができる設備を整えているという。
先月30日、この日はローマンだけがフェンスを隔てて他の4頭とは別のエリアで過ごしていた。1頭だけ隔離されてしまったローマンは、すぐ隣で他の4頭が仲良く過ごすのを見て寂しくなってしまったのか、フェンスを乗り越えて仲間たちのいるエリアへ移ろうとしたのだ。このフェンスは映像では小さく見えるが、1.8メートルもの高さがあった。脱走に挑戦するもローマンがこの高さを越えるのは難しかったようで、