声明ではこの式典について「出席することは、女王の確固たる意志であることに変わりありません」と前向きであることを述べている。
在位してから69年間にわたり、エリザベス女王が伝統行事である「リメンバランス・サンデー」への欠席を余儀なくされたのは、妊娠中や海外ツアー中であった6回だけだった。
英メディア『Daily Mail Online』の王室情報筋は「この行事は、女王にとって見逃すことができないものです。よほど深刻な事態でない限り、欠席することはあり得ません。彼女にとって最も神聖な任務のひとつですから」と言い、別の情報筋は「毎年この行事は、女王のスケジュール帳の中で最も強調して記されています」と話している。
王室の側近は「女王は元気にしており、医療チームは賢明な予防措置を取っているだけです」と言葉を強めているという。
英ボリス・ジョンソン首相は毎週水曜日に女王に謁見しており、今週対面した際には健康状態についての報告を受けたと伝えた。
ローマで開催中のG20サミットでインタビューに応じたジョンソン首相は「陛下とお話しました。とてもお元気にされています」と答え、こう続けた。
「女王は医師達の助言に従い、少しばかり休養しなければなりません。それはとても大切なことだと思います。国中の人々が、彼女の健康を祈っていますからね。」
女王は現地時間29日にウィンザー城からオンライン公務を行い、2020年の「The Queen’s Gold Medal for Poetry」20受賞者デヴィッド・コンスタンティン氏に賞を授与。花柄のドレスを着て、明るく微笑む元気な姿を見せていた。
画像は『The Royal Family 2021年10月14日付Instagram「The Queen, The Prince of Wales and The Duchess of Cornwall attended the Opening of Welsh Parliament, @seneddwales , this morning.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)