米ラッパーのカニエ・ウェスト(44)が、本名を「Ye(イェー)」に変更することが裁判所で認められた。改名が決まった当日、カニエは自身のInstagramで新たな髪型を披露。あまりにも風変わりなスタイルだったため、フォロワーからは「娘のノースちゃんが切ったみたい」と揶揄するコメントが寄せられた。
カニエ・ウェストは今年8月24日、本名の「カニエ・オマーリ・ウェスト(Kanye Omari West)」から「Ye(イェー)」に変更するため裁判所に書類を提出していた。
改名を希望する理由は「私情によるもの」と書類に記載されており、裁判官が名前の変更を認めるのを待っていたところだった。
そして現地時間18日、米ロサンゼルス高等裁判所のミッシェル・ウィリアムズ判事が、カニエの改名を正式に認めたのである。
“Ye”はカニエ(Kanye)の名前の綴りの最後の部分をとったもので、長年の愛称として知られる。自身のツイッターのプロフィール名や2018年リリースのアルバムタイトルにも使用しており、同年カニエは「カニエ・ウェストとして知られているが、俺は“Ye”だ」とツイートし、この愛称で活動開始することを発表していた。
当時ビッグボーイがホストを務めるラジオ番組にゲスト出演した際、カニエは“Ye”という名前について「聖書の中で最も一般的に使われている言葉で、“あなた”という意味があると書かれている」と言い、こう説明していた。
「だから、俺は君達であり、俺自身が俺達であることを意味するんだ。唯一の存在を意味するカニエから“Ye”になった。これは俺達の良い面や悪い面、混乱した部分のすべてを反映したものだ。さらに言えば、俺達がどんな存在であるかを反映している。」
カニエが名前を変更したというニュースに、