眉の色を数日間キープしてくれる「眉ティント」は手軽で人気だが、使用前のパッチテストは必須だ。イギリス在住のある女性は日常的に眉ティントを使用していたにもかかわらず、アレルギー反応を起こして目が腫れてしまった。全英ヘア・ビューティー連盟(National Hair & Beauty Federation)によると、たとえ過去に使ったことのある薬剤や染料でも体調によっては突然アレルギーを起こす場合があるので注意が必要という。『Liverpool Echo』『The Mirror』などが伝えた。
英ウェールズのマーサー・ティドビルに暮らすエミリー・プライスさん(Emily Price、32)は、9月13日にビューティーサロンで眉ティントの施術を受けた後、アレルギー反応を起こしてしまった。
以前から眉ティントを使用していたためパッチテストの必要はないと思っていたエミリーさんだったが、初めてアレルギー反応が出てしまい、施術を受けた翌朝には目がうまく開けられないほど腫れ上がったという。
エミリーさんはその時のことをこう振り返った。
「パンデミック以降、久しぶりの眉ティントでしたが、前にも使ったことがあるのでパッチテストはしませんでした。施術を受けて1時間ほど経ってから眉が針で刺されているかのようにチクチク痛み出して。もしかしたらティント液が少し残っているかもしれないと思って顔を洗ってみました。でも時間が経つにつれて火傷のような痛みが強くなったのです。」
「翌朝、起きた時には目がちゃんと開かないほど腫れてしまって、もうパニックでした。電気をつけて私の顔を見た夫は『その顔どうしたの? 一体何が起きたんだ』と急いで鏡を持ってきてくれました。私は目を開けるのもやっとで。それでよく見ると眉毛の下が黄色くなっていました。」
「私が一番心配していたのは、医師の予約が取れるかどうかで…今は対面での診察が難しいですからね。朝8時に家庭医に電話しましたが、やっぱり診てもらえなくて。写真も見せず電話で症状だけ説明すると、洗顔料、ステロイドクリーム、抗ヒスタミン剤を処方されました。でもその薬が効かず数日でさらに悪化しました。まるで映画『グーニーズ』に出てくる“スロース”みたいな顔になって、このままじゃいけないと思いました。」
そして9月17日エミリーさんは、