世界中で知らない人はいないほど有名な“ハリー・ポッター”だが、イギリスには同姓同名でハリー・ポッターさんがいる。ファンの親が名付けたのかと思ってしまうが、原作小説が出版される前に命名されており、決して真似をして付けた名前ではない。ハリーさんは多くの場面で本名として信じてもらえず苦労しているそうだが、逆に得をしたこともあったという。『Metro』などが伝えている。
英ハンプシャー州ウォーターロービル在住の“ハリー・ポッター”さん(Harry Potter)は、8歳の時に映画『ハリー・ポッター』シリーズの原作小説と出会った。今は亡き父親デイヴィッド・ジェームズ・ポッターさん(David James Potter)が、本の表紙に息子と同じ名前が書かれていることに驚いて買ってきたという。
イギリスで原作小説が出版されたのは1997年であり、現在33歳のハリーさんは単純計算すると1988年生まれなので名前は『ハリー・ポッター』にあやかって付けたものではないことになる。
ハリーさんは「みんな信じてくれないんですよ。かつてサッカー選手だった時、自分の名前が“ハリー・ポッター”であると言っただけで、審判から『レッドカードを出すぞ』と脅されたことがあります。」
「またギリシャで今の妻であるフィリッパ(Philippa)と出会った時も、彼女に私のことを信じてもらえませんでした。多くの人がおちょくられていると思ってしまって」と有名過ぎる名前の苦労を明かした。
「何年もからかわれてきましたが、それにも慣れてきましたね」と話すハリーさんは、明るい性格のおかげで上手く対処できたという。
しかし嫌なことばかりではなく、