工事現場に捨てられていたところを保護されたこの犬は、当初は体毛が伸び放題で目も見えているのか怪しい状態だった。ところがトリミングを終えると、小さな顔に対して大きな耳とつぶらな目を持つ可愛らしい姿に変身した。ビフォーアフターの姿には「ディズニーキャラクターみたい」「ギズモにそっくり」などアニメキャラクターにたとえる声が相次いだと『The Daily Star』などが伝えている。
米テキサス州フォートワース在住のベサニー・ワイリーさん(Bethany Wiley、26)は今年3月、工事現場に捨てられていた犬“フィンリー(Finley)”と出会った。長い間放置されていたようで、フィンリーの体毛は伸びきっていた。年齢は4歳前後とみられ、犬種もはっきりとはしないがヨークシャーテリアの要素が確認された。
ベサニーさんはフィンリーを保護することに決め、早速伸び放題の毛をトリミングすることにした。すると体毛に覆われて見えていなかったフィンリーの可愛い特徴が明らかになった。
もじゃもじゃと伸びていたフィンリーの毛を短く切ると、大きな耳とつぶらな瞳を持った愛らしい姿に大変身したのだ。毛色も変化しており、もはや別人(犬)のような変身ぶりだが、鼻の模様が同じであることからフィンリーであることが分かる。
フィンリーのビフォーアフターの姿がFacebookでシェアされると、多くの人が映画『グレムリン』に登場する“ギズモ(Gizmo)”と大きな耳がそっくりだと指摘した。中には「ディズニーやピクサーの映画に出てきそうだ」という声もあり、『スター・ウォーズ』のオリジナルテレビシリーズに登場する“グローグー(Grogu)”(ベビー・ヨーダ)、ディズニー映画『モアナと伝説の海』に登場する子豚の“プア”にも似ているなど多くのアニメキャラクターの名が挙がっている。
トリミング前には顔を覆っていた長い体毛をゴムで結んでおり、