カナダのニュース番組の天気予報コーナーに現れた犬は、飼い主の天気予報士が真面目に天気の解説を続ける中、終始おやつを催促していた。結果的に最初から最後まで画面に登場し続けた犬の姿に「可愛すぎる」など大反響のコメントが届いていると『Metro』などが伝えた。
気象予報士のアンソニー・ファーネルさん(Anthony Farnell)は先月28日、カナダで放送されているニュース番組『Global Toronto』の天気予報コーナーに、自宅から生放送で出演した。
天気予報が始まると、薄暗い雲に覆われたトロントの街並みを背景に、週末にかけての天気の概要を話し始めるアンソニーさんが全画面で映し出された。その直後、アンソニーさんの愛犬でゴールデンドゥードルの“ストーム(Storm)”が画面下から現れた。ストームはアンソニーさんの顔を見上げており、どうやらおやつを要求しているようだ。
アンソニーさんはストームを気にすることなく天気予報を続けているが、時間ごとの天気の変化を画面に表示させる際に「ストームが建物の中でおやつをもらって、歩き回っていますね」とビル群の背景の上を歩くストームについてサラっと触れ、おやつを与えた。
おやつをもらえたストームは満足して立ち去るかと思いきや、画面上をウロウロと歩き続けている。画面には時間ごとの天気が表示されているが、ストームの姿が重なり一部表示が見えなくなっていた。
そんなこともお構いなしに自由に歩き回るストームを横目にしながらも、アンソニーさんは何事も起きていないかのようにいつも通り天気予報を続ける。
続けて大型ハリケーン“アイダ(Ida)”の予想進路を伝えたアンソニーさんは、進路を指差しながら解説している。この動きを見てストームはまたおやつをもらえると勘違いしたのか、