ボタン電池の誤飲事故がまた起きてしまった。英ロンドン郊外に住む1歳男児が先月末、床に落ちていたボタン電池を誤飲して現在も入院している。男児の母親が『The Sun』『The Mirror』などのインタビューに応じ、誤飲した際の症状や危険性などについて語った。
英ロンドン郊外ワトフォード在住の2児の母ホリー・フィリップスさん(Hollie Phillips、27)は先月25日、息子のラルフィー君(Ralphie)が床の上に落ちていた物を拾って口に入れるのを見た。
ホリーさんが「シリアルか何かかしら?」と思って見ていると、その数分後にラルフィー君は激しく泣き出し、噴水のように吐いた。
慌てて病院に息子を連れて行ったホリーさんだが、ラルフィー君は金属探知機の検査で異常が見られず、その日の夜には自宅に戻された。
しかしラルフィー君は泣くのを止めることはなく、無気力でよだれが過剰なほど流れ出た。また背中が曲がり、顔は血の気が引いて灰色に変わり、明らかに異常であることが見て取れた。
「これはおかしい」と思ったホリーさんは再び息子を病院に連れて行くと、レントゲン検査で胸の中にボタン電池が引っかかっているのが発見された。ラルフィー君はその後、救急車でケンブリッジのアデンブルックス病院に搬送され、