海外では宝くじの高額当選者が不幸に見舞われることを“宝くじの呪い”と表現するようだが、このほど宝くじで高額当選した女性がその数か月後に夫に殺害されるという痛ましいニュースがアメリカから届いた。夫婦の弁護士によると、宝くじの当選が殺人事件につながったと話しているという。『New York Post』『The Sun』などが伝えている。
米オクラホマ州ブライアン郡カレラにある住居で現地時間7月30日、この家に住むティファニー・ヒルさん(Tiffani Hill、31)と1歳になる娘のリアンちゃん(Leanne)が頭に銃弾を受けて倒れているところを通報を受けて駆けつけた警察官が発見した。
ティファニーさんは既に息絶えており、リアンちゃんはかろうじて息があったものの搬送先の病院で亡くなった。現場には、2人を殺害したとされるティファニーさんの夫ジョン・ドナート(John Donato、42)の遺体も見つかったという。警察ではジョンが2人を殺害した後、銃を自分に向けて発砲し自殺したものと見ている。
ティファニーさんの弁護士であるテレサ・マギー氏(Theresa McGehee)は「ティファニーさんが当選した宝くじが夫婦間に緊張を引き起こした」と語っているが、昨年11月にティファニーさんは当時住んでいたカリフォルニア州バレー・スプリングスでインスタントスクラッチの宝くじを購入し、200万ドル(約2億2100万円)を当てていた。
4人の子を育てているティファニーさんにとって、