人間に最も近いと言われているオランウータンが、落とし物のサングラスをかけて遊ぶ姿が撮影され話題を呼んでいる。物珍しそうに一通り遊び尽くすと、しっかりと落とし主に投げて返すという妙技も披露したと『Mirror』などが伝えた。
インドネシアのジャワ島西部ボゴールにあるサファリ型動物園「タマン・サファリ」のオランウータンの展示エリアにいたロリータ・テツさん(Lolita Tetsu)は、囲いの中を覗き込んだ際に額の上にずらしてかけていたサングラスを落としてしまった。すると1頭のオランウータンが、お腹に子どもを抱えながらゆっくりと近づいてきたという。
当時の様子をロリータさんがカメラに収めており、草の上に落ちたサングラスへ恐る恐る近寄るオランウータンの姿が映る。手を伸ばしてサングラスを掴み口を使って折りたたまれていた部分を広げると、ロリータさんの「お願い! 食べないで!」と懇願する声が聞こえる。そして次の瞬間、オランウータンはまるで使い方が分かっているかのようにサングラスをかけたのだ。
映像が切り替わると地面にいたオランウータンは木の上に移動しており、そこでもサングラスをかけて遊んでいる。サングラスは逆さまになっているが、来園者の姿を見て学んだのか本来の使い方を理解しているようだ。
一緒にいた子どものオランウータンもサングラスに興味津々で手を伸ばすが、