1歳8か月の娘をアパートの一室に6日間放置して死亡させたとして、イギリスの19歳の母親に有罪判決が言い渡された。母親は自身の18歳の誕生日を祝うため友人らとパーティやコンサートに繰り出し、一度もアパートに戻ることはなかった。『The Sun』『MyLondon』などが伝えている。
英南東部ブライトン在住のヴァーフィー・クディ(Verphy Kudi、19)に今月6日、殺人罪で懲役9年の判決が下された。
ヴァーフィーは2019年12月5日、当時1歳8か月だったアサイアちゃん(Asiah)をアパートの一室に残し、6日間放置して死亡させた。
ヴァーフィーは自宅から電車で1時間以上かかるロンドンやコヴェントリーのナイトクラブなどでパーティやコンサートを楽しみ、一緒にいたボーイフレンドや友人らには「娘は母が面倒をみている」と嘘をついていた。
11日午後に帰宅したヴァーフィーが「娘が目を覚まさない。助けて欲しい」と救急車を要請したのは午後6時頃で、帰宅してから約3時間が経っていた。アサイアちゃんは地元の病院に搬送されたものの息を吹き返すことはなく、検死の結果、死因は育児放棄による脱水、飢えであること、またインフルエンザを発症していたことが明らかになった。
ヴァーフィーは当初、救急隊や警察に「アサイアは一日中気分が優れず、バナナと牛乳の食事を摂った後に眠りについたが、目を覚ますことはなかった」と説明していたが、