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writer : may

【海外発!Breaking News】「この子が歩くことを教えてくれたの」難病の少女、愛犬との絆で歩け自転車に乗れるまでに(米)<動画あり>

難病のために自分の足で歩くことのできなかった少女が、ペットの大型犬グレートデーンの“ジョージ(George)”の力を借りて歩くことができるようになった。出会った当初、少女の体重は18キロ、グレートデーンの体重は59キロと重さにして3倍もの体格差があったが、やがて1人と1頭は互いに決して離れることのない、かけがえのない家族となり、その絆が医師すらも驚く奇跡を起こした。『Inside Edition』などが伝えている。

米マサチューセッツ州に暮らす16歳のベラ・バートンさん(Bella Burton)は、2歳半の時にモルキオ症候群と呼ばれる非常に稀な難病を発病した。この難病は骨の正常な成長を妨げ、脊柱の後彎、X脚、扁平足、鳩胸、関節の異常など様々な障害をもたらすものである。残念ながら、現在でもこの病気の治療法は確立されていない。彼女は10歳の時に杖がなくては歩くことができなくなり、やがて車椅子での生活を強いられるようになった。担当医からは、二度と自分の足で歩くことができないだろうと告げられていた。

そんなベラさんの人生が一転したのは2015年1月、彼女が11歳の時のことである。マサチューセッツ州の介助犬プロジェクトでジョージと出会ったのだ。ベラさんは動物が大好きであったが、どの犬も彼女にあまり興味を示さず、懐くことがなかった。しかしジョージだけは違った。ジョージはベラさんに強い興味を持ち、好奇心と優しさを示し、ベラさんのそばから離れなかったという。お互いに運命を感じたベラさんとジョージは家族になった。

ジョージと出会った時、ベラさんの体重はわずか18キロ、一方で大型犬のジョージの体重は59キロもあった。そのため当初、ベラさんの母親は体格差を心配していた。そんな母親の心配をよそに、ベラさんとジョージは絆を深めていった。ベラさんは松葉杖の代わりにジョージに寄りかかって歩くことを始め、

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