子育ての傍らで仕事を探していた女性は、ついに面接までこぎつけた。しかし面接当日に1歳の息子の面倒をみてくれる人が見つからず泣く泣く諦めそうになったところ、企業側が子連れでの面接を提案してくれたという。感激した女性が一連の出来事をTikTokでシェアすると、「私もその企業で働きたい」など絶賛の声が相次いでいる。『Good Morning America』などが伝えた。
米ミズーリ州セントルイス在住のマギー・マンドウィラーさん(Maggie Mundwiller、38)は産休明けの昨年4月に職場復帰の予定だったが、パンデミックの影響で解雇されてしまった。1歳の息子マイロ君(Mylo)を育てているマギーさんは、それからずっと新しい仕事を探していた。
夫は仕事を続けており、マイロ君が新型コロナウイルスに感染してしまうことを恐れたマギーさんは、保育園などに預けることも躊躇していた。結果的にマイロ君の面倒はほとんどマギーさんが自宅でみており、オンラインでの面接もなかなかできず、これまでに2回も面接をキャンセルしたという。
それでもいくつか面接を申し込み続けると、ある企業が面接をしてくれることになった。マギーさんはこの面接に大きな期待を寄せ、全力で臨もうと意気込んでいた。
しかし面接日となった6月23日、マギーさんはその日にマイロ君を預かってくれる人を見つけることができなかった。この面接にかけていただけに肩を落としたマギーさんは、最後の望みをかけて「子どもの面倒をみてくれる人がいないのです」と正直に理由を話し、日程調整ができないか企業に尋ねたそうだ。
すると担当者は「私たちはチャイルド・フレンドリーな会社です」と話し、