問題もいくつかあるという。
「ここでの生活は、あまり自由ではありません。建物に出入りするところを人に見られるし、閉館している夜間はサインをして許可をもらわなければ外出できません。家族や友人に遊びに来てもらいたいと思っても、セキュリティ対策のためにサインをしたり建物内をエスコートしてもらわなければならなのです。」
「食べ物のデリバリーにも苦労しています。彼らはロンドン塔にデリバリーするとは思っていないので、向かいのスターバックスを配達場所に指定したほうがわかりやすいのです。」
またバルコニーに座っていると、アトラクションの一部のように写真を撮られるなどプライバシーを守ることが難しいこともあるという。
そして過去1000年の間に監獄としても使われていた歴史を持つロンドン塔では、不気味な出来事が度々起こるのだった。
メーガンさんは自身が経験した超常現象について、このように語っている。
「誰もいないのに家の中を歩き回る音が聞こえたり、幽霊を見ることも何度かありました。父が不在なのに階段を上り下りする音や、ドアが閉まる音がするんです。大晦日の夜には、午前3時にソファーに座っているとテレビが静止画になり、その前に人影が立っているのが見えました。」
「私の家は半分に分かれていて、もう半分には他の家族が住んでいます。隣の家の人は誰も家にいないときに部屋をノックしたり叩いたりすると言っていました。」
そのような不思議な体験は他の家族も経験しており、ほとんどの住人はその不気味な出来事を受け入れて暮らしているという。
メーガンさんは2021年の初めから、この一風変わった生活の様子をTikTokに投稿しており、現在は3万人超のフォロワーを獲得している。
画像は『megan clawson 2020年8月15日付Instagram「Scotland」、2020年8月21日付Instagram「some more pictures」』『Megan Clawson 2021年6月10日付TikTok「(pls don’t take everything I say seriously)」、2021年6月22日付TikTok「The Exorcism of The Beauchamp Tower.」、2021年6月29日付TikTok「pls say you picked up on the football reference」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)