いつもは静かな愛犬が、その日は落ち着きなく吠え続け走り回っていた。その様子を見た飼い主が不思議に思って庭へ出てみると、そこには隣に住む91歳の女性が倒れていた。女性が転倒した拍子に骨折して動けなくなっていることに気付いた犬が、必死に飼い主に知らせていたのだ。『Daily Record』などが伝えている。
スコットランドのアンガスにあるエドゼル村に住むトリッシュ・マクレガーさん(Trish McGregor、80)は、ビアデッド・コリーの“ファーガス(Fergus、12)”を飼っている。
ある晩のこと、トリッシュさんは部屋で一緒に過ごしていたファーガスが落ち着かず部屋と庭を行ったり来たりと走り回り、しきりに吠え出した。
「ファーガスのこの行動は、仲良くしているお隣さんが庭に出てきた時に取る行動なんです。でも夜の9時を回っていて、この時間にお隣さんが庭に出て来ることはないはずでした。」
そのように当時の様子を明かしたトリッシュさんは、ファーガスに静かにするように軽く叱ったが、それでも吠え続けていたという。
不思議に思ったトリッシュさんが庭に何かあるのかと確認しに出てみると、隣に住む91歳の女性が倒れており、