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writer : ac

【海外発!Breaking News】娘が誕生する4週間前に脳腫瘍で逝った父「決してあきらめてはいけないよ。夢を追いかけて生きるんだ」(豪)

今から3年前、脳腫瘍で「余命2年」と宣告された男性が今年3月に亡くなった。33歳だった。このたび男性の妻が『7NEWS.com.au』などのインタビューに応じ、最期まで病気と闘い続けた夫の生き様や、まだ見ぬ娘へあてて遺した手紙などについて語った。

豪ニューサウスウェールズ州セントラルコースト在住のスコット・ファーガソンさん(Scott Ferguson、通称ファーガスさん)は2018年2月、ショッピング中に突然倒れシドニーの病院に搬送された。

検査の結果、ファーガスさんは最も悪性度が高いグレード4の悪性脳腫瘍「膠芽腫(グリオブラストーマ)」であることが判明し、医師に「余命2年」と宣告された。

大脳に発生し周囲に広がることで知られる膠芽腫は、進行が早く予後が悪い。当時ファーガスさんはまだ30歳で、ゆくゆくは恋人のジェイミーさん(Jaymie)と結婚し、子供を育て、幸せな家庭を築くことを夢見ていたが、突然の余命宣告は2人の将来に暗雲をもたらした。

2010年からファーガスさんと交際していたというジェイミーさんは「余命宣告はあまりにも衝撃的で、私は悲願に暮れていました。でもファーガスは違ったのです」と明かし、このように続けた。

「ファーガスは決して弱音を吐くことなく、常に前向きでした。もともとガッツのある性格でしたが、彼を見た友人らは『なんでそんなにリラックスしていられるの?』と驚きの声をあげるほどでした。」

「ファーガスの姿勢は病院でも変わらず、シドニーの病院の医師には『この検査結果だったら、普通なら死んでるよ』と冗談を言われ、病院長は『放射線治療を3度も行ったのは君が初めてだよ』と目を丸くしていました。」

そんなファイターだったファーガスさんが望んだのは「遺された時間で夢を1つずつ叶えていくこと」で、

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