このほどアメリカで、路上をさまよっていた犬が保護された。犬はディスカウントストアに度々忍び込んでユニコーンのぬいぐるみを持ち去ろうとしており、保護した職員は「似たようなぬいぐるみのある家族のもとで飼われていたのではないか」とみている。『Inside Edition』『People.com』などが伝えた。
米ノースカロライナ州デュプリン郡にあるディスカウントストア「ダラー・ゼネラル(Dollar General)」で、同店の従業員が同じぬいぐるみを何度も盗もうとしている“犬の万引き犯”に気づいた。
犬は路上で暮らしているようで、客が同店のエントランスドアを開けるのを見計らって忍び込み、一目散におもちゃ売り場へ向かっていくという。
犬のお目当ては紫色のユニコーンのぬいぐるみで、これまでに4~5回ほど店に忍び込んでは同じぬいぐるみを持ち去ろうとしていた。そして同店の従業員が動物管理局に連絡したことによって、デュプリン郡動物管理サービス(Duplin County Animal Services)が犬を保護することになった。
同動物管理サービスのスーパーバイザーであるジョー・ニューバーン氏(Joe Newburn)は、この犬について次のように語った。
「私たちが保護した犬の中で、最も奇妙な行動に思えました。この犬は毎回、同じユニコーンのぬいぐるみがある場所まで向かって行ったそうです。唯一考えられることと言えば、犬は似たようなぬいぐるみのある家族のもとで暮らしていたんではないかということです。」
この犬を保護しに来た動物管理局のサマンサ・レーンさん(Samantha Lane)は店の従業員から状況を聞くと、