民家の黒い門に開けられた12個の丸い穴。そこから覗く可愛い犬の姿が、イギリスで話題になっている。好奇心旺盛な犬が門の前を人が通るたびに騒ぐので、外を覗けるようにと飼い主が開けた穴だった。思わず笑顔になるこの光景には「死ぬまでに行きたい場所リストに追加した」などのコメントもSNSに届いているようだ。『Metro』などが伝えている。
英ロンドン北部ケンブリッジシャー州ケンブリッジにあるアデンブルックズ病院で働くジェニー・ポーヒルさん(Jenny Polhill)は今月11日、犬の画像をシェアするFacebookグループに1枚の写真を投稿した。
「数週間前に小さな穴の開いた門を見かけました。そして今日、その門の前を再び通ってみると1匹の犬が穴からこちらを覗き、他の犬も全員やって来ました。」
そのような説明とともに投稿された写真には、ちょうど犬の目と鼻が出るような穴が開いた黒い門が写っており、そこから外の様子をうかがう4匹の犬の姿があった。
この家にはアンディ・グランネルさん(Andy Grannell、57)が住んでおり、飼っている5匹のシベリアンハスキーの“アンバー(Amber、12)”、“トパーズ(topaz、12)”、“タロン(Talon、12)”、“ロッキー(Rocky、3)”、“ヴィニー(Vinnie、3)”のためにアンディさんが考えたものだという。
「これは妻と共に、この家に引っ越してきた2014年に作ったものですよ。最初この家を買った時に門は付いていなかったんです。でもうちには犬がいたから、門を取り付ける必要がありました。」
「門を設置した後、犬たちは門の下にあるわずかな隙間に鼻をねじ込み、外の様子を見ようとし始めました。特に門の前を人や車が通ると気になるようで、吠えたりして騒がしくなるのですよ。」
「その様子を見ていて、犬がしゃがんで門の下から外を覗くよりも、立ったままの姿勢で外を見られるようになったら良いんじゃないかと思いつきました。」
そしてアンディさんは犬たちの目と鼻が出るように、