故ダイアナ妃が、英ファッション誌『Tatler』6月号の表紙を飾った。現地時間7月1日に迎える、妃の生誕60周年を記念したものだ。同誌では王室に詳しい5人の人物が、妃のレガシーを称えるとともに「60歳になったダイアナ妃が生きていたら、どんな人物になったか」という質問に答えている。
現地時間24日にオンライン版『Tatler』が、英時間29日に発売する最新号の表紙を公開した。写真は1989年11月にダイアナ妃が香港を公式訪問した際に撮影されたものだ。
ダイアナ妃は“ラバーズ・ノット・ティアラ”と「キャサリン・ウォーカー」のアンサンブルドレスを着用している。全体にパール・ビーズをあしらった白いドレスは、ジャケットの高い襟がエルヴィス・プレスリーの衣装に似ていることから“エルヴィス・ドレス”と呼ばれている。
現地時間7月1日はダイアナ妃の60回目の誕生日にあたるが、同誌では王室に詳しい人物ら5人に向けて「もし妃が生きていれば、どのような60歳になっていたと思うか」と質問を投げかけた。
『ダイアナクロニクル―伝説のプリンセス最後の真実』の著者ティナ・ブラウン氏は「妃なら、60歳ですべてを達成していただろう。コミュニケーション能力が高く、Instagramではローマ法王に匹敵するフォロワーを獲得できたと思う。当時の妃は、王室の近代化の必要性について発言した。そのことがメーガン妃の王室入り後、さらに強化された」と明かしている。
ダイアナ妃がパトロンを務めた慈善団体「Birthright」で、