オランダの首都アムステルダム南西区にあるフォンデル公園は、アムステルダム市街地では最も広い公園として知られ、多くの市民の憩いの場となっている。そんな緑豊かな公園内を散歩する飼い主と、1匹の犬とのやりとりがカメラに収められ話題となっている。『The Dodo』などが伝えた。
オランダのアムステルダムにあるフォンデル公園で今年2月、マックス・ルーカスさん(Max Lukas)が捉えた動画が拡散中だ。
動画は多くの人がサイクリングや散歩を楽しむ公園のある一角を映し出しており、主人公は白い犬だ。
動画を撮影していたマックスさんは、友人らと芝の上でくつろいでいる時に初老の女性に気が付いたという。
女性からそう遠くないところに座っていたマックスさんは「女性は明らかに苛立っているのが分かり、最初は相手が小さな子供なのかと思ったのですが、よく見ると大きな犬だったのです」と当時を振り返り、このように続けた。
「女性は帰宅しようとしていましたが、犬はまだ帰りたくなかったのでしょう。歩くことを拒否して仰向けになり、死んだふりを始めたのです。犬もやるもんですよ。攻防戦は15分ほど続いて、ついに女性がギブアップしてリードを外していました。すると犬はまるで息を吹き返したように立ち上がり、走り去っていきましたよ。犬の作戦勝ちということでしょうね。演技とはいえ、その賢さに感心しましたよ。」
マックスさんは女性と犬のやり取りがあまりにも可笑しくて「きっと、誰も信じてくれないんじゃないか」と撮影を始めたそうで、