英ITVの朝の番組『Good Morning Britain』の名物司会者ピアース・モーガン(55)が突如、番組を降板した。モーガンはメーガン妃のインタビューに対し「彼女の言葉は一言も信じない」と非難、翌日にはメーガン妃のことでお天気キャスターと口論になり、生放送中に退席していた。その後、番組に対して4万件以上の苦情が殺到、同日にITVが声明でモーガンの降板を発表した。翌朝モーガンは「今もメーガンの言葉は信じない」とツイートしている。
現地時間9日午後、英ITVが声明で「ITVとの話し合いの結果、ピアース・モーガンは今こそが『Good Morning Britain』を降板する時期であると決意しました」と発表し、モーガンの番組降板を伝えた。
ピアース・モーガンは、米時間7日夜(英時間8日午前1時)に放送されたオプラ・ウィンフリーによるメーガン妃とヘンリー王子へのインタビューについて、翌朝の生番組で「メーガンの言葉は一言も信じない」「彼女が我々の王室に猛攻撃を仕掛けてきたという事実は、卑劣だと思う」などと妃を激しく非難していた。モーガンはこれまでにもことある事にメーガン妃を批判してきた。
同インタビューは英時間8日午後9時にITVで放送され、メーガン妃が王室に嫁いだ後、自由を失われたことで精神状態が悪化し「これ以上生きたくない」と思ったことや、アーチー君を妊娠中に王室メンバーから「生まれてくる赤ちゃんの肌の色」への懸念を示す発言があったことなどを激白していた。
翌9日の朝、モーガンは『Good Morning Britain』のお天気キャスター、アレックス・ベレスフォードとメーガン妃のことで口論になった。
ベレスフォードは「あなたがメーガン・マークルを嫌うのは分かっている。この番組で何度も明らかにしているからね。あなたとメーガンとは個人的に知り合いだったけど、彼女から縁を切られた。彼女が望むなら、その権利はある。それ以降は彼女が君について話したかな? 僕はそうは思わないが、あなたは彼女を中傷しているじゃないか」とモーガンを攻撃した。
するとモーガンは「これで終わりだ」と言って席を立ち、