イギリスの老人ホームに住む女性は今月13日、記念すべき100歳の誕生日を迎えることになったが、身寄りのないこの女性にはお祝いしてくれる家族がいない。そこでスタッフ達がSNSでお祝いメッセージを募集すると、予想外の量の手紙やプレゼントが世界中から届いた。これには女性も「圧倒された」と明かしたものの、思い出に残る誕生日を楽しんだという。『Birmingham Mail』などが伝えた。
英バーミンガム東部のヤードリーにある老人ホーム「Heartlands Care Home」に6年住んでいるリリアン・グリーンウェイさん(Lillian Greenway)は今月13日、100歳という記念すべき誕生日を迎えた。しかしリリアンさんには近しい親族がいなかったため、家族のお祝いなどはなかった。
リリアンさんの誕生日を少しでも賑やかにお祝いしたかった老人ホームのスタッフ達は「Facebookでお祝いのメッセージを募集しよう」と思い付き、同地域のFacebookグループにリリアンさんは紫色やイギリス王室が好きなことを明かし、メッセージカードを送ってほしいと投稿した。
そしてリリアンさんの誕生日の2週間以上も前にあたる先月28日、同老人ホームはFacebookにて既に315通ものメッセージカードがプレゼントとともに届いたことを報告した。
誕生日の2月13日までに手紙やプレゼントは続々と届き、最終的には約1万通の手紙と500個ものプレゼントが届いたという。これらは地域の人々のみならず、オーストラリアやアメリカ、南米、シンガポール、ドイツ、中国など世界中から送られていた。
予想外の手紙の量に、