民家の庭で遊んでいた一家のもとに毒ヘビが出現し、飼い猫が2人の幼い子ども達を守るために立ち向かった。ヘビを撃退したもののヘビに噛まれてしまった猫は、翌朝に天国に旅立ってしまった。この猫の勇敢な行動に「4本脚のヒーローだ」など多くの称賛の声が集まった。『9News』などが伝えている。
豪クイーンズランド州サンシャイン・コーストに住むある一家の2人の幼い子ども達が、飼い猫の“アーサー(Arthur)”と庭で遊んでいた。穏やかに遊んでいたところ突然、イースタンブラウンスネーク(Eastern Brown Snake)が現れた。
このヘビはオーストラリア東部を中心に生息し、その動きは素早く攻撃的な性格で知られている。しかもヘビの毒は世界で2番目に強く、人間が噛まれれば数分で倒れてしまうほどだ。
そんなヘビが現れてパニックになったが、アーサーは勇敢にも2人の幼い子ども達を守るようにヘビの前に立ちはだかったのだ。アーサーが身を挺してヘビと闘っている間に、両親は子ども達を室内に連れていき安全を確保した。
見事ヘビを撃退したアーサーはその場に倒れてしまったが、幸いなことにすぐ意識を取り戻した。誰もアーサーがヘビに噛まれた場面を目撃していなかったため、飼い主らは安堵したようだ。
しかし翌朝になるとアーサーは再び倒れてしまい、