車に愛犬を乗せて走っていると、他の車に後ろから追突されてしまうという事故が発生した。窓ガラスが割れるほどの激しい衝撃によって愛犬は外に投げ出されてしまい、そのまま行方不明になってしまった。SNSで呼びかけ、大勢のボランティア達との捜索の末、無事に愛犬を見つけることができた。その再会の様子を捉えた動画には飼い主が涙を流し、犬も一緒に鳴いて喜ぶ姿が映っていた。『NewsChannel 5 Nashville WTVF』などが伝えている。
米テネシー州ナッシュビル在住のミッキー・マッケイさん(Mickey McKay)は先月30日、アイリッシュ・ウルフハウンドの“ファーガス(Fergus、4)”を連れて車で出かけている最中に事故に遭ってしまった。
ミッキーさんは事故当時、ミニバンを時速80キロほどで運転していたという。交差点で激しく追突されたことにより、車の窓ガラスは粉々に砕けてしまった。ミッキーさんは当時の様子を「追突は何の前触れもなく、本当に突然のことでした。辺りを見回したときには、既にファーガスはいなくなっていたんです」と明かしている。ドライブレコーダーにその時の様子が映っていたようで、体重200ポンド(約90キロ)のファーガスは外に投げ出されてしまっていたという。
その後、ゆっくりと近くの教会に向かって歩くファーガスの目撃情報が寄せられたが、以降の足取りは掴めなくなっていた。
幸いにもミッキーさんに大きなケガは無かったが、生後2か月の子犬の時から一緒に過ごしてきた大切な家族の一員が突然いなくなってしまい、悲しみに暮れた。
ファーガスを見つけるため、ミッキーさんの娘メレディス・ルケットさん(Meredith Luckett)がFacebookに専用ページを立ち上げて「家の庭や近くの草むらなどに大きな犬がいないか探してみてください。どうかお願いします!」と目撃情報を呼びかけた。地元メディアなどにも掛け合い、