米ロック歌手ブルース・スプリングスティーン(71)が、飲酒が禁止されているニュージャージーの国立公園でアルコールを摂取したことを認め、500ドル(約53,000円)の罰金を科された。ブルースは昨年11月14日にニュージャージー州ゲートウェイ国立リクリエーションエリアのサンディ・フックにある閉鎖地域でファンに勧められたテキーラのショットを飲んだ後オートバイを運転し、現場にいた警官に飲酒運転で逮捕されていた。
米誌『Variety』は、現地時間24日に行われたオンライン法廷審問でブルース・スプリングスティーンが制限区域内での飲酒について有罪を認め、500ドルの罰金が科せられたと報じた。飲酒運転と無謀運転の罪は、証拠不十分のため取り下げられたという。ブルースは罰金に加え、裁判費用40ドル(約4,200円)の支払いも命じられている。
ブルースの広報担当者は「スプリングスティーン氏は本日の出廷の結果に満足しています」と声明を発表し、以下のように続けた。
「検察官は飲酒運転と無謀運転の罪に関連して、必要な証拠と事実を提供することができませんでした。そのためこれらの告訴は両方とも棄却されました。前科が全くないスプリングスティーン氏は、閉鎖区域内での酒類飲用違反を任意で認め、500ドルの罰金に同意しました。我々は裁判所に感謝しており、現時点ではこれ以上のコメントはありません。」
ブルースが昨年11月に飲酒運転で逮捕されたことが報じられたのは、現地時間の2月10日だった。ブルースは現地時間7日に開催したスーパーボウルで自動車「ジープ(Jeep)」のコマーシャルに出演していたが、