歌手グライムス(32)とラッパーのリル・ウージー・ヴァート(26)がツイッターで、一緒に脳チップを埋める計画を進めた。先ごろ額にダイヤモンドを埋めて話題になったリルは、グライムスの恋人イーロン・マスク氏創業の企業名「Neuralink」をツイート、グライムスは同社が開発する脳チップを「一緒に埋め込もう」と返信した。
リル・ウージー・ヴァートは現地時間8日、自身のツイッターで「Neuralink」と一言ツイートした。「Neuralink」は実業家イーロン・マスク氏が2016年に設立した企業で、認知症などの神経疾患の長期的な治療を提供するため人間の脳とコンピュータを繋げるインターフェイスの開発に取り組んでいる。
リルのツイートにイーロン氏の恋人グライムスが「脳チップを埋め込みましょう」と早速返信、するとリルは「僕は準備ができてるよ。いつやりたい?」と尋ねた。
グライムスは「脳チップを埋め込むのは、2022年までを目標にしましょう。実験的な手術だけど、もし成功したら神の知識を得ることができるわね」と反応、リルは「オッケー! 詳細は後で教えるよ」と一緒にチップを埋め込むことに賛同した。
「Neuralink」は、現在までに豚の脳にチップを埋め込み、体の動きによって脳の信号がどのように解釈するかを記録していると発表している。さらにイーロン氏は数日前、招待制の音声SNSサービス「Clubhouse」でトークを主催し、最新の開発状況を報告した。
イーロン氏は「1匹の猿の頭蓋骨に、細い電極に繋げた無線インプラントを埋め込んだ。彼は頭で考えながら、ビデオゲームをすることができる」と話し、