昨秋自身のYouTubeチャンネル『This Is Paris』で、17歳の時に全寮制学校で受けた虐待を衝撃告白し、注目を集めたパリス・ヒルトン。今月8日には同学校があるユタ州の州会議事堂を訪れ公聴会に出席、学校運営等を取り締まる法案(SB127)の可決を求める陳情を行った。
“お嬢様セレブ”として知られるパリス・ヒルトンは昨年9月、YouTubeチャンネル『This Is Paris』で、自身が17歳の時に在籍していたユタ州の全寮制学校「Provo Canyon School」で日々壮絶な虐待を受けていたことを赤裸々告白して注目を集めた。11か月の在籍期間中は、叩く、押さえつけるといった身体的暴力に加え、罵倒や人格否定など精神的拷問が絶え間なく続いたといい、この時心に負った深い傷は、パニック発作の発症や悪夢を引き起こすなど後々までパリスを苦しめた。
先月には同校での寮生活を終え、自宅に戻った直後に撮影されたという自身の写真をInstagramで公開。まるで魂を吸い取られてしまったかのような生気のないその姿には「目が死んでる」「生ける屍」と同情や驚嘆の声が寄せられた。厳しい規律を課したり、精神的・身体的虐待によって青少年をコントロールする組織は廃止されるべきであり、「世間にその事実を広く知ってもらいたい」「同じような体験に苦しむ子供や成人の代弁者になりたい」と同写真を公開した理由を明かしていたパリスは、今月8日にユタ州会議事堂を訪れ公聴会に出席、「Provo Canyon School」での自身の経験を明かすとともに、同様の青少年更生保護施設をより厳しく取り締る法案(SB127)の可決を求める陳情を行った。
「私の名前はパリス・ヒルトンです。私は組織的虐待のサバイバーです。」
自身をそのように紹介したパリスは、