米国では多くの航空会社が、犬や猫などセラピーアニマルの機内への同伴を許可している。このほどパシフィック・サウスウエスト航空機にカンガルーの赤ちゃんが搭乗し、飛行機の通路を跳ねる可愛らしい様子を収めた動画が話題を呼んでいる。『The Independent』『Fox News』などが伝えた。
日本において飛行機内に同乗できる動物は、盲導犬や聴導犬などの介助犬に限り許可証付きで認めているという航空会社が大半だ。一般的なペットの場合は申請したうえで貨物室にて輸送されるが、密閉空間のストレスにより命を落としてしまうこともあるという。
一方、アメリカでは訓練された介助動物はもちろんのこと“精神的サポート用の動物”の持ち込みが認められており、犬や猫などの一般的なペットとの機内同伴が可能だ。
1月17日、パシフィック・サウスウエスト航空(PSA)のノースカロライナ州シャーロットからバージニア州ニューポートニューズへのフライトではカンガルーの赤ちゃん“ハリー(Harry)”が搭乗し、客室乗務員や搭乗客を和ませたという。ハリーは赤ちゃんカンガルーを移動させる野生動物保護活動の一環で、世話係に付き添われて搭乗した。
そんなハリーが飛行機の通路に降り立った瞬間を、客室乗務員のボビー・ウェストンさん(Bobby Weston)が動画に収めた。
動画に映るハリーは初めての場所に戸惑っているようで、あたりをキョロキョロと見回している。ハリーにはケージの代わりに安心して休める毛皮の袋が用意されており、