ジンバブエとザンビアの国境にあるヴィクトリアの滝(Victoria Falls)は迫力ある光景が見られるが、その周辺は非常に滑りやすくなっている。今月1日には、滝のすぐそばを歩いていた男性が滝つぼに転落した。『Eyewitness News』などが伝えた。
転落したのはジンバブエの首都ハラレに住むロイ・ディキンヤさん(Roy Dikinya、40歳)で、観光目的でヴィクトリアの滝にやってきた。ディキンヤさんはセルフィーを撮るために歩いていたが、足を滑らせてしまい108メートル下の滝つぼに転落したという。
事故当時は雨量が多く、ザンベジ川から流れる水量も多かったため、ディキンヤさんを見つけることは非常に困難だった。1月5日に警察、国立公園職員、ボランティアからなる捜索隊が編成され、朝10時からボートやカヤック、ロープなどを使い、6時間後に発見された遺体を引き上げた。遺体とともにディキンヤさんのスマホも見つかったとのことだ。
なお転落する直前のディキンヤさんを撮った写真がTwitterに投稿されて話題になっているが、