野生動物写真家が、南アフリカの国立公園で兄弟のゾウが遊ぶ様子を捉えた。走り回って遊ぶ弟に近寄った兄は、長い鼻でくすぐるように弟に触れている。笑い声が聞こえてきそうなゾウのはしゃぎぶりに、撮影した写真家も癒されたようだ。『WhatsNew2Day』などが伝えている。
野生動物写真家のリー=アン・ロバートソンさん(Lee-Anne Robertson)は先月、南アフリカの東ケープ州ポート・エリザベス近くにあるアッド・エレファント国立公園(Addo Elephant park)を訪れた。
同国立公園は野生動物保護区でもあり、南アフリカ国内で3番目の広さを誇る。またアフリカ大陸の中でもゾウを至近距離で観察できる場所として知られている。
被写体となるゾウを探していたリー=アンさんは、走り回って楽しそうに遊んでいる子ゾウに出会ったそうだ。
子ゾウを観察し始めたリー=アンさんは、当時のことについてこう語っている。
「元気いっぱいで、遊び相手を探しているようでした。しばらくして子ゾウは地面に寝転がると、近くにいた兄がやってきたんです。兄はまるで遊びに誘っているかのように鼻で弟を触り始めました。子ゾウは立ち上がると、寝転がった兄の上に登るように遊び始めました。」
兄弟ゾウがじゃれ合う微笑ましい光景を、