日夜たくさんの出来事が起こるニューヨークを散歩していた男性が、カメラを構えて見上げている人々に遭遇した。セレブがいるのか、それとも犯罪が起きているのかと思った男性が、緊張しながら群衆の1人に聞くと、予想外の事実が告げられたという。『Patch』などが伝えている。
アメリカのテレビ番組で製作総指揮・脚本家として活躍するウォーレン・ライトさん(Warren Leight)は今月6日、米ニューヨーク市マンハッタン区チェルシーを歩いていた。
しばらく歩くと、カメラを持った大勢の人が西22丁目にあるブラウンストーンの建物を見上げている現場に遭遇した。ウォーレンさんは当時のことを「コロナ禍でセレブの姿も見かけていなかったから、パパラッチがセレブの姿を捉えたのかと思って驚いたんだ。あるいは飛び降りようとしている人がいるのか、ネコが降りられなくて困っているのか、それとも火事かなと最悪の考えも頭を駆けめぐったよ」と振り返る。
ウォーレンさんが様子をうかがっている間にも続々と人が到着し、望遠レンズをつけたカメラや携帯のカメラで上の方を捉えようとしていた。双眼鏡を構えている人もいたそうで、ウォーレンさんはますます何が起きているのかが気になった。
犯罪の現場に遭遇したかもしれないと思ったウォーレンさんは建物を見上げて目を凝らしてみたが犯罪や火事の様子はなく、人々は建物の近くにある木に注目していると分かった。状況を飲み込めないウォーレンさんは近くにいたカメラマンの1人に何が起きているのか尋ねると、