12月を間近に控え、そろそろ街にクリスマスソングが流れ始める季節になった。マライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』は日本でもこの時期の定番ソングとなって久しいが、ホリデームードを盛り上げる軽快なメロディーの裏にはマライアの悲しいクリスマスの思い出があったようだ。
かねてから「大のクリスマス好き」を公言してきた歌手のマライア・キャリー。今年はハロウィンが終わった翌日に早速自身のInstagramを更新し、「あの季節が来るわよ~!」とクリスマスシーズンの到来に胸を弾ませる自身の姿を公開していた。
今月24日に長年の友人ナオミ・キャンベルのYouTubeチャンネル『No Filter with Naomi』に出演した際には、クリスマスが好きすぎる自分を笑う世間の反応も「気にならない」「だって本当にクリスマスが大好きなんだもの」と開き直るほど。しかしマライアのそんなクリスマスへの並々ならぬこだわりは「家族と過ごす幸せなホリデー」を知らずに過ごしたことによる反動だそうで、自身のすさんだ家庭環境について次のように語っている。
「私は、素敵なクリスマスに憧れる悲しい子供だった。」
「自分を大事にしてくれる本物の家族がほしかったの。クリスマスを台無しにするんじゃなくて、特別なものとして気にかけてほしかった。でも私の家族は毎年クリスマスをメチャクチャにしてくれたわ。」
過去のインタビューでも「家庭が崩壊していたから、憧れていたパーフェクトなクリスマスは叶わなかった」「家庭は決して裕福ではなかったし、他の子供達みたいなクリスマスは過ごせなかった」と悲しい告白をしたことのあるマライアだが、