カナダ出身のシンガー、ザ・ウィークエンドの怒りが止まらない。2つの楽曲がNo.1に輝き「ノミネートは確実」と言われていたにもかかわらず、米時間24日に発表された第63回グラミー賞授賞式のノミネートに自身の名前は1つもなかったのだ。まさかの落選を受けたザ・ウィークエンドは、SNSに「グラミーは相変わらず腐ってる」とコメント、怒りを爆発させると同時に組織の透明性に疑問を呈した。
世に数々のヒット曲を送り出し、目覚ましい活躍を続けるカナダ出身ミュージシャン、ザ・ウィークエンド。少し前には、来年開催予定の「スーパーボウル」ハーフタイムショーのヘッドライナーに抜擢されたばかりでまさに“旬”のアーティストだ。
昨年11月にリリースされた『Heartless』『Blinding Lights』が全米シングル・チャートで首位を獲得、今年3月にリリースされた自身4作目のアルバム『After Hours』は全米アルバム・チャート初登場1位、4週連続首位の偉業を達成するなど、3度のグラミー賞受賞歴を誇る“R&B界のスーパースター”らしい貫禄を見せつけている。
快進撃を続け、その存在を再び世に知らしめたザ・ウィークエンドは、来年1月に開催予定の第63回グラミー賞授賞式でもノミネートが確実視されていたのだが、米時間24日にノミネートが発表されると、彼の名前はどこにも見当たらなかった。このまさかの展開は多くのファンを落胆させたが、どうやら一番失望したのは本人だったようだ。落選を知ったザ・ウィークエンドはこの日、