甲状腺の病気を抱え、肥満でほとんど歩くことができなくなって捨てられたオスのビーグル犬(7)が、新しい飼い主の元で約23キロのダイエットに成功した。このビーグル犬の1年半の減量の様子が『Good Morning America』『ABC News』などで伝えられ、その変身ぶりに注目が集まっている。
昨年5月、米アリゾナ州フェニックスの動物保護施設「アリゾナ・ビーグル・レスキュー」で保護され、同市在住のエリン・マクマナスさん(Erin McManus)とチャド・シャッツさん(Chad Schatz)夫妻に引き取られたビーグル犬“ウルフギャング(Wolfgang)”が、1年半で約40キロ(90ポンド)から約17キロ(39ポンド)への減量に成功した。
昨年12月にも“ダイエットに励むビーグル犬”としてメディアに取り上げられたウルフギャングだが、その後もダイエットは継続、今年8月の体重はダイエット開始時の半分の約20キロにまで減っていた。
そんなウルフギャングのダイエットの様子はエリンさんによって頻繁にInstagramに投稿されており、1年半前の肉塊のような身体が少しずつ引き締まっていく様子が手に取るように分かる。特に顕著なのはその胴回りで、1年1か月の間に106.7センチ(42インチ)から76.2センチ(30インチ)と30センチ以上も細くなっている。
ウルフギャングのダイエットの基本は1日600キロカロリーの食事と運動で、食事はターキーと野菜をメインにし、運動は朝と夕方の散歩と定期的なトレッドミル、そして家にいる他の2頭の犬と一緒に遊ぶことで無理のないように取り入れているそうだ。
ただダイエットを開始した当初は、