公共の場で他人を口汚く罵倒するなどあってはならないことだが、このほどイギリスの動物公園で飼育されている大型インコのヨウムは、来園客に卑猥な言葉を使って罵倒し始めた。これが元で一躍人気者となったが、同園では口が悪すぎるヨウムを裏に隔離することにしたという。『Mirror』『Lincolnshire Live』などが伝えている。
英リンカンシャー州にある動物公園「リンカンシャー・ワイルドライフ・パーク(Lincolnshire Wildlife Park)」で飼育されている5羽のヨウムが、口汚い言葉を発することから人気を集めた。同園のFacebookには「これが有名な罵倒を浴びせるオウム(ヨウム)です」と、渦中のヨウムの写真が投稿されている。
同園は英国最大の動物保護区の1つで、園内には鳥類の他にベンガルトラやワオキツネザル、トカゲなどが観察できる。大型インコのヨウムはオウム目インコ科で知能が高いことでも知られており、問題のヨウムは今年8月15日にやってきたばかりだった。
同時期に5羽のヨウムを受け入れたことで、しばらくは検疫のために一緒の囲いで飼育していたそうだ。しかし何羽かが卑猥な言葉や侮蔑語を発していたことで、それを真似るようになってしまったという。
最初にヨウムの良からぬ言葉を聞いた同園スタッフは、驚きと面白さに笑わずにはいられなかったようだ。そして5羽は一般公開されることになったが、