このほどアメリカから3人の幼い我が子の命を奪った非道な母親の一報が届いた。母親は当時、子守唄を歌いながら子供の口と鼻を手で押さえて窒息死させていた。『Crime Online』『12News.com』などが伝えている。
今年1月20日、米アリゾナ州マリコパ郡フェニックスに住所を置くレイチェル・ヘンリー(Rachel Henry、22)が、幼い3人の子供の口と鼻を塞いで窒息死させるというおぞましい殺人事件を起こし人々を震撼させた。
当時の事件を伝えた『USA TODAY』によると、レイチェルは3歳の息子ゼイン君(Zane)、1歳の娘ミレヤちゃん(Mireya)、次女で生後6か月のカタラヤちゃん(Catalaya)、そして婚約者の男性と大叔母のパーラ・レボレドさん(Pearla Rebolledo)と一緒に暮らしていた。
この日の午後2時頃、パーラさんがレイチェルの婚約者を仕事場へ迎えに行くため出かけており、家にいたのはレイチェルと子供達だけだった。するとレイチェルは何を思ったのか、ゼイン君が見ている前でミレヤちゃんの口と鼻を手で押さえて殺害しようとした。
まだ3歳とはいえ母親の異様な行動に気付いたゼイン君は、ミレヤちゃんを救おうとして必死にレイチェルを止めようとした。しかしレイチェルはミレヤちゃんが息を引き取るまで手を緩めなかった。レイチェルは亡くなったミレヤちゃんをベッドの上に寝かせた後、今度はゼイン君を襲った。
ゼイン君がレイチェルから逃れようと家の中を逃げ回っていると、幸いにもパーラさん達が帰ってきた。そのためレイチェルはゼイン君の殺害を一旦思いとどまったようだ。
しかしパーラさんと婚約者の男性がカタラヤちゃんをあやしている最中にレイチェルはゼイン君を寝室に連れて行き、