このほどアメリカの保安官が強盗に襲われてしまったのだが、この犯人がヤギだったことで、地元にちょっとした笑いをもたらしたようだ。『Metro』『The Independent』などが伝えている。
米ジョージア州のダラス郡保安官事務所のFacebookで、今月4日に投稿された動画が話題になっている。そこには保安官がパトカーに乱入した強盗と格闘する様子が捉えられていた。しかしその強盗犯がヤギだったことで注目が集まった。
動画は女性保安官が身につけていたボディカメラが捉えたもので、今月1日の午前11時頃に事件が起きたようだ。保安官は当時、民事訴訟書類を届けるためにある民家を訪れた。この付近では犬が放し飼いにされていたこともあり、犬に追われた際にすぐ乗車できるよう保安官は警察車両のドアを開けっ放しにしていたという。
しかし書類を届けようとした住民が留守だったため、保安官はすぐ警察車両に戻ったが、彼女は車内にヤギがいることに気づいた。警察車両を離れていたわずか1分間にヤギが乗り込んで、助手席に置いていた大切な書類を無我夢中で食べていたのだ。
保安官は助手席側のドアを開けて「出て行きなさい! こっちに来なさい!」と大声で叫んで追い払おうとしたが、ヤギは驚くわけでもなくその場を動く様子がない。今度は運転席側からヤギのお尻を叩き「出て行きなさい!」と叫ぶ保安官だったが、