イギリスで飼い猫が知らないうちに輸送コンテナに入り込み、そのまま2か月間も閉じ込められてしまったことが発覚した。救出された猫は体重が減っていたものの、コンテナ内部にいたクモを食べて壁に付いた結露を舐めることで命を繋いでいたと推測されている。『The Sun』『Metro』などが伝えた。
英コーンウォール州ヘルストン市カーリー・パークに住むビバリーさん(Beverley)とポール・チャップマンさん(Paul Chapman)は、飼い猫の“モンティ(Monty、12)”が行方不明になってしまいポスターを張って懸命に探していた。しかし情報が集まらずモンティも姿を現さないので、もう二度と会えないだろうと諦めていた。
ところが2か月後、ビバリーさんの家から数百メートル離れた工業団地にあるコンテナの近くを通りかかった人が、猫の鳴き声を聞いたという情報が友人より届いた。コンテナの所有者が急いでコンテナを開けると、中から猫が現れたのだ。それは紛れもなくモンティだった。
モンティはコンテナから救出された後、獣医のもとに運ばれた。幸運なことにかつて獣医の診察を受けた際にマイクロチップを取り付けられていたことで、ビバリーさんが飼い主だということが判明し無事に再会することができた。
このコンテナは2か月以上閉めっぱなしになっており、