サッカー大国として知られるブラジルだが、サーフィンも国民的スポーツとして人気がある。そんななか2歳の時には1人でサーフボードに立つことができたという4歳のサーファー、ジョアン・ヴィトー君(Joao Vitor)が注目されている。『Worldvoz.com』『LADbible』などが伝えた。
ブラジルのサンパウロ市から約90キロ南に位置するビーチリゾート、グアルジャ在住のジョアン・ヴィトー君(4)は、サーフィン一家の長男だ。グアルジャはサーフィンスポットとしても有名で、ジョアン君は幼い頃からサーフィン関連の仕事をする父親や姉のマリア・クララさん(6)と一緒にほぼ毎日、自宅前にあるビーチで過ごしてきた。
3児の母カミラさん(39)は「長女は2歳半からボディボードの練習を始め、3歳半でサーフィンを始めました。一方のジョアンは生後7か月で泳ぎを学び、2歳の時にはサーフボードに1人で立つことができるようになっていました」と明かすと、こう続けた。
「夫はいつも海の中でジョアンを抱え、娘のサーフボードを押して波に乗せていたのです。そんなある日のこと、当時2歳だったジョアンが『僕もボードに乗りたい』と言い出しました。『まだまだ赤ちゃんだし、小さすぎやしないか』と思いつつもボードに乗せてみると、ジョアンはしっかりと波に乗ったのです。いつも姉の練習の様子を見ていたせいか、ジョアンはあっという間にコツをつかみ、すぐに1人で立てるようになりました。私は雨の日や肌寒い日を除いてほぼ毎日、2時間半ほど子供たちを海に連れて行きますが、ジョアンのサーフィンの上達ぶりは地元の人も驚くほどです。まだ小さいのに、大人でも難しいことを簡単にやってのけるんですからね。」