英シンガーソングライターのエド・シーラン(29)が13歳の頃に録音したデモ音源が、オークションに出品されている。貴重なCDはエドが初めて録音した『Spinning Man』というタイトルのアルバムで、タイトルは本人による直筆だ。CDを出品するオメガ・オークションでは、最高落札額が1万ポンド(約139万円)ほどになると見込んでいる。
リリースしたアルバムの売り上げが、世界中でミリオンセラーを記録しているエド・シーラン。そんなエドが13歳当時に録音したCDアルバム『Spinning Man』が、オークションに出品された。スタート価格は2500ポンド(約34万7千円)で、落札額は5000ポンド(約69万4千円)~1万ポンド(約139万円)になると予想されている。
アルバムは14曲収録で、ジャケットにはエドの手書きタイトルがあり、裏ジャケットは路上でパフォーマンスするエドの写真がプリントされている。このCDは20枚ほど作成しただけで、そのうち19枚はエドが所有しているとのこと。残りの1枚は、エドが路上パフォーマンスをして生活していた頃に滞在していた家族の友人に手渡したものだ。
2008年にこのCDを受け取った人物は、アイルランドの都市ダブリンで音楽関連の仕事をしていた男性だという。そしてある日、男性の兄弟であるケビンさん(48)が家具の引き出しの中で眠っていたエドのCDを発見した。
「僕の兄弟が引き出しに入れたまま忘れていたんだ。当時のエド・シーランは小さな赤毛のバスカー(ストリートアーティスト)だった。世界最大のポップスターの1人になるなんて、思いもしなかったんだろうね。」
CDを聴いたケビンさんは、